【言葉狩り】ドイツよ、お前もか? | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

お隣の、私にとっては異常に感じられる旭日旗シンドローム(公園の花壇の花の植え方が、中央の円から放射状に広がっていることにクレームなど)や、我が国においても村落や海外の部族の住む一般名詞を差別語としてタブー化したなど、敬虔なクリスチャンの犬養道子氏でさえ疑問視しているような、私にとっては被害妄想患者的言葉狩りがある。

おかげでかなりの日本語が制限を受けており、それはテレビ、新聞などのマスコミに限らず、教育界にも及んでいる。

ここ2、30年くらいで国語で扱ってはいけない慣用句、試験に出題されなくなった言葉も少なくはない。
まあ、二宮金次郎の像に対して交通ルールがどうのこうのクレームをつけ、桃太郎が鬼退治する説話にイチャモンをつけて話を改竄して、いかにも自分は素晴らしいことをしているのだとか考えている、ピーナッツママやら先生方がいるらしいから、驚いてしまう。
私に言わせれば、まずは病院で首から上の治療が必要だと思っている。
が、時代はそんなピーナッツに絵の具を入れた食べ物を優先させるらしい。



はやく、日本が日本になればいいと心底思う。




さて、そんな中でドイツのP&Gの洗剤販売中止の話を聞いた。

88や18という数字は、ナチスをイメージさせるからだという。

おいおい、まるで日本の詐欺師が使うカバラ術のようなことをいう。


そうすると、日本も困りましたなあ。次の日本語が使えなくなります。


・八十八夜
・米寿
・海底人(8823)
・四国八十八霊場
・八八六十四駒など(漢文で多用する表現)
・八八(歌留多)
・八八王(太刀銘)
・八八艦隊(旧日本海軍艦隊)
・八十八年史(理研の社史)
・八十八商店街(岐阜)
・八十八観音(大和)





・番茶も出花(十八歳)
・十八界(仏教用語)
・十八学士(唐学士)
・十八粥(正月行事)
・十八願(仏教用語)
・十八金
・十八公(松の異名)
・十八大角豆(関西の十六ささげ)
・十八宗(日本の代表的宗教)
・十八大通(江戸時代の通)
・十八檀林(江戸時代関東の学問所)
・十八の珠(数珠)
・十八番(おはこ)
・十八物(仏教用語)
・十八羅漢(十六羅漢+2)
・十八銀行(長崎)
・ユズの実(柚子の大馬鹿)
・南沙織(あと1年)
・B21ヒロミの奥さんはあと2年(…はまだ16だから~)



うーむ。困った。


えっ?

意味不明なものがある?

まあ、ジジイ世代しか分からないものがあるが、それは無視で。





2014051205520000.jpg

道路の割れ目で花を咲かせてしまった草花。


昨日はあんな時刻まで寝てしまったから、さすがに今まで寝てはいない。

しかし、まずいぞ。

眠気がしてきた。

ここで寝たら、学生時代の一時期に戻ってしまう。

この年だとつらいが、今日は横にならずに耐えるしかあるまい。