
吹上御所で、新しいニリンソウが発見されたらしい。
吹上御所には入ったことがないが、隣接する東御苑の林を見る限りさもありなんである。
そこで、フキアゲニリンソウ発見を記念して、東御苑の珍しいものをご紹介。とはいえ、かつて記事にしたものばかりだから、昔からこのブログにお付き合いいただいている方には、リバイバルとなりますが。


あっ、これはフキアゲニリンソウではなく、普通のニリンソウ。
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これはちいと自慢したい。昨年春、私が見つけたユウシュンラン。変なジジイが林の中で腹這いになっていたから、この後警備員がマークつけてました。
ユウシュンランはギンランに似ているけど、葉がほとんどなく花が目一杯開く。
下がギンラン。

実は私自身初めて見ました。多くの地域で絶滅危惧種のはず。

これは、今もって正体不明。センボンヤリとコオニタビラコをあわせたような植物。
この時期は池では錦鯉と桜が色を競っている。

で、ちょっと前までは、こんな風景も。

クロヤナギ

キブシ
林を抜けると、こんな風景が広がる。

また、あとすこしすると、こんな風景になる。


アヤメかカキツバタかは知らないが、とにかく目が七色になる。
さらに、普通は高くて見上げるだけのタイサンボクの花が、目の辺りにまで咲いている。

あっ、忘れた。
オガタマノキも載せておこう。
オガタマノキの花

オガタマノキの実

なお、ここには珍しい竹がたくさんある。
その一部をご紹介。
キンメイモウソウ(金明孟宗)


キッコウチク(亀甲竹)


ラッキョウヤダケ

秋になるとガラリ風情が変わりますが、また別の機会にでも。
