園芸植物などが野生化したと思われる、最近急に目につくようになった草花です。
ハナニラ
日本のインターネットや流通業界では『ベツレヘムの星』と呼ばれている。
が、これは歴史的にありえない。ハナニラは南米原産であり、ヨーロッパや中東に伝わったのは比較的最近である。
中東やヨーロッパで『ベツレヘムの星』と呼ぶ植物は、オオアマナが正しい。
ハナニラは山林にまで侵入してきている。
ムスカリの一種
ムスカリというのは植物名ではなく属名だが、日本では植物名となってしまった。
市街地では、空き地にも広がっている場所がある。
キキョウソウ
ほんの数年で市街地の歩道などに進出を果たした。
千葉付近ではGW明け頃から、あちこちで見られるようになる。
コバンソウ
線路脇の空き地などを占領する勢いである。
河原に増えつつある。環境庁の有害植物扱い。
これの進出で、従来あったカワヂシャが絶滅の危機にある。
見た目はオオイヌノフグリが50cmとか1mとかになったような姿。
数年前に初めて見たときは、オオイヌノフグリのお化けと思いびっくりした。
ブタナ
変なタンポポだなと思ったら、ブタナである。