【帰化植物2】ここ数年で、急に目立つようになったもの(個人印象) | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

園芸植物などが野生化したと思われる、最近急に目につくようになった草花です。


ハナニラ

日本のインターネットや流通業界では『ベツレヘムの星』と呼ばれている。

が、これは歴史的にありえない。ハナニラは南米原産であり、ヨーロッパや中東に伝わったのは比較的最近である。

中東やヨーロッパで『ベツレヘムの星』と呼ぶ植物は、オオアマナが正しい。
ハナニラは山林にまで侵入してきている。
NEC_0020.jpg





ムスカリの一種

ムスカリというのは植物名ではなく属名だが、日本では植物名となってしまった。

市街地では、空き地にも広がっている場所がある。

2014042903010000.jpg




キキョウソウ

ほんの数年で市街地の歩道などに進出を果たした。

千葉付近ではGW明け頃から、あちこちで見られるようになる。

2014042903010003.jpg





コバンソウ

線路脇の空き地などを占領する勢いである。

小型のヒメコバンソウも少しずつ増えている。

2014042903010001.jpg




オオカワヂシャ

河原に増えつつある。環境庁の有害植物扱い。

これの進出で、従来あったカワヂシャが絶滅の危機にある。

見た目はオオイヌノフグリが50cmとか1mとかになったような姿。

数年前に初めて見たときは、オオイヌノフグリのお化けと思いびっくりした。

2014042903010002.jpg





ブタナ

変なタンポポだなと思ったら、ブタナである。

ナガミヒナゲシ同様一気に広がりそうである。
2014042815280000.jpg




ヒメツルソバ
園芸種だったが、繁殖力旺盛で路肩にも繁殖している。

写真も歩道脇撮影したものだ。
2014042817190000.jpg