【幻想】日本誕生 その8 (弥生人の渡来②朝鮮半島考) | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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紀元前3世紀頃から日本列島にやって来た可能性の高い弥生人の源に関して、前回は徐福伝説で考えてみました。


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(ホトケノザ)
注意;春の七草のホトケノザではありません。食べないこと。




義務教育で昔よく出てきたのは、朝鮮半島から渡ってきたという説です。

しかし、これはまずないでしょう。
紀元前3世紀の朝鮮半島は、まだ村ができていた程度であり、民族が移動できるような技術もありません。
さらに、DNAが大きく違っています。
DNAを知らなくとも、日本人に多い二重瞼が、朝鮮人ではほとんどありません。朝鮮人に多いエラの張りだしは、北九州の一部を除いて、あまり目立ちません。
少なくとも紀元前3世紀くらいの、朝鮮半島からの移動はほとんどないと考えてよいでしょう。
当時の朝鮮半島の様子は、三國志・魏志・東夷伝に倭の記述前に載っています。しかし、その記載字数は倭よりはるかに少なく、生活の様子も原始的内容の記述しかありません。

ただ、紀元後になってからは対馬海流に流されて、日本海側に漂着した朝鮮半島人は多少いたかもしれません。 そうした人たちが、マレビト(後のマロウド)になった可能性は高いでしょう。





さて、困りました。
漢人も朝鮮人もDNA的に、日本人とはかなり遠い。

では、一体どこの人たちが日本人に近いのか?



それは次回。

実は以前、【偶然か?シリーズ】あたりで臭わしています。


★次回のヒント画像(インターネットから拾ってきました)



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藤原紀香じゃありません。とある民族のお嬢さん。



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AKB48じゃあ、ありません。上とは別のある民族。