【煙幕】消える記憶 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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人の記憶は、実にいい加減だ。
なにか大きなことが起きると、その前に大騒ぎしたことが薄れ、やがて消えていってしまう。
つまり、なにかしら都合の悪いことがあっても、次の花火で色褪せてしまうのだ。
たとえば、ここ1、2ヶ月だけをとっても、STAP細胞報道とクリミア関連報道とのおかげで、大変騒いでいた事件が靄に霞んでしまっているものが多い。

そんな例を挙げてみよう。


★★国内★★

川崎逃走犯(NHKは中継までしていた)

柏通り魔

『アンネの日記』破損




★★海外★★

南スーダン(不明)

シリア(抗争激化)

タイ(国はまだ機能不全)




報道とは、そんなものだ。

しかし、STAP細胞報道は非常に奥が深い。
これはしばらくの間、マスコミの飯の種にされるだろう。



なお、マスコミはほとんど取り上げないが大きな話題もある。

ミス・インターナショナルセクハラ疑惑他

韓国人のプーチン&ロシア侮辱

パラリンピックでの日本人差別(特定担当者のみ)

中国のウイグル・チベット人虐待





おまけ

米国オバマさんは泣き面に蜂。
欧州の国々は、本気ではロシアに歯向かいたくはない。下手にロシアを刺激したら、自分の顔に跳ね返ってくるからだ。ただ米国とのお付き合いもあるから、ある程度のポーズは必要だろう。
日本もドイツも、形の上でロシアに制裁とか言っているが、おそらく両国とも背中では握手くらいはしているだろう。


ひとりあがいているのは、オバマさんなのだ。

オバマケアもいまひとつ。
TPPは日本の計画通り、しばらく締結しそうにない。

原発、消費税、生活保護、扶養控除見直しなど、国内の問題では不満が残るが、外交では素晴らしい力を発揮している。

中韓とは、今のように『ドアだけは開けて』おけばいい。
大嫌いという相手を、無理して呼ぶこともないし。