①水素爆発誘発
ジルカロイによる水の還元から水素が発生し、それによる水素爆発の危険さえ理解できないほど原発の基礎を知らぬのに、東工大応用物理専門であるとの浅はかな見栄と、自己満足だけのパフォーマンスから現地視察を敢行。
現地としては、1分1秒を争う事態であったのに、危険を伴うベント作業を首相がいる間はできなくなった。
これにより、現地首相対応準備を含め、ベント作業を半日以上遅らせ、結果的に水素爆発を招いた。

②被災者増大
放射性物質飛散予測システムははるか昔からあり、その危険予測は極めて正確であったにもかかわらず、国民への報道をしなかった。
また、その存在自体を知らなかったような寝ぼけたことを言っている。
万が一知らなかったなら、それはそれで、危機管理者としての資格がない。
これは、当時の官邸関係者、または国防高官が言っていたと思うが、予測地図は官邸関係者は見ていたはず。
つまり、首相と官房長官は、国民の多くを危険にさらし、国民全員に嘘をついている。
かつ、いまだに、シラを切って、福島原発の事故にどれほど努力をしたかを自慢している。
アホを通り越している。
③半永久的負の遺産
米軍から提供のあった減速材である、我が国にはない特殊なボロンの投入を、事故直後行った実績が見られない。
冷却水のほとんどない状態でのボロン投入危険性もあるだろうが、政府がこの減速材の米軍からの供与自体を、直後に報道していない。
つまり、メルトダウンするのを指をくわえて見ていただけであり、放射性物質飛散と、超長期にわたる我が国の負の遺産を増大する結果を招いた。
また、しばらくしてホウ酸水を注入した。これは非常におかしい。
理由は割愛するが、事故数日後にボロンで対応を開始しているあたりに、ある疑念が湧く。
ここで注入を始めたということは、極めてクリティカルな状況を把握していた可能性を否定できない。
④対策無視
米軍供与減速材使用以外にも、一部学者から提案の出ていたチタンなどを使ったシステムによる炉内温度低下策を全くとらず、原発被害を増大させた。
⑤誤対策
一部研究者から出ていた、γ線に限らぬ放射線を出す放射性物質の危険性を、全く省みず、ほとんど意味のない放射線測定ポストなどを作っている。
また、放射線測定の基準も腰高など、全くデタラメである。
⑥殺人近似行為
専門家から指摘があったにもかかわらず、避難住民を、比較的安全な地域からむしろ危険地域などに移動させている(私なら殺人行為と判断する)。
⑦無能
自分の桁違いの無能を理解できない首相は、すでに犯罪に近い。
⑧報道規制
事実関係報道を規制していたふしがある。
⑨事実封印・デマ拡散
事実をデマとするデマを流している可能性が、非常に高い。
⑩詐欺補助
放射性物質の除去には全く関係のない微生物による【自称】研究者を支持し、一部研究費を補助していた可能性が、かなり高い。
⑪無管理
原発事故対策費を、全く関係のないものに支出していたものが膨大なのに、その管理ができていない。
⑫風評被害加害者
官邸自ら、風評被害を増大させた。
⑬騙し
放射性物質、放射線、放射能などに関して、知識のない者に誤解を与えた。または、それを垂れ流すマスコミを注意していない。
⑭無自覚
いまだに、自分がどれほどの重大犯罪を犯したかの意識がない。
むしろ自慢している。
問題外にも程がある。
⑮不可解な任命
地震は某組織の兵器であるといった妄想を持つ議員を復興担当の要所につけたり、反自衛隊思想を持つ者を被災者対応の要所に任命したりしている。
⑯被災者支援規制
被災者に対する支援物資に対し、不可解な規制をしてはいなかったか。
⑰引きこもり
非常に重大な危機に面しながら、しばらく官邸に閉じ籠り、発表のほとんど全てを官房長官に任せきり。
⑱重大な隠蔽と間違った自慢
本日(20140311)、自分のブログで書いているように、地震後4時間後にはメルトダウンを知っていた。
にも拘わらず、事実を日本人には伝えていない(米国には伝えたふしがある)。
とにかく、
★水素爆発を防ぐための時間に、なぜ現地作業を邪魔したか
★メルトダウン可能性を出来る限りなくす、米軍供与減速材ボロンの投入を、なぜ即時おこなわなかったか。
★なぜ、わざわざ安全地帯から危険地帯へ移動させたのか。
これらを明確に説明しない限りにおいて、私の中では、歴史的な重大犯罪者だ。
それは、阪神淡路大地震の際に、何もせず、また米軍支援に首を縦にふらなかった、あの眉じじよりさらに重い犯罪者と認識している。
