【語源考①エジプト語】キサラギ | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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さて、太陽暦では今日から2月。
如月である。
一部語源書などを見ると、これは寒くなる時期だから【着更に】がなまって、
キサラニ→キサラギ

などといった冗談のような話があったりする。


旧暦の如月は、もう春。
更に着るどころか、ポカポカ日和も増えてくる時期である。

しかしながら、日本語の語源レベルはこの程度だ。
テレビのクイズなどでは、
盗み→ネズミ

などをネズミの語源とするのが正解という番組を見て、笑いが止まらなかったことがある。

抽象語から具体語、ましてや動物名を考え出す発想は現代人的過ぎる。
落語のだじゃれにもならない。


と、日本語語源研究の未発達を嘆いても仕方ない。

じゃあ、お前は?
に対して、こんなのを考えた。

天照大御神や天之宇受女、あるいは月読、須佐之男同様、古代エジプト語なら、かなり分かりやすい言葉になるのではないかと。

で、こんなのはどうだろう。



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ナイルの水嵩が減っていく月。

そんな解釈だ。

ナイルは、このあたりで流水量が減るのではなかろうか。


えっ?

こじつけ?

でも、【着更に】というインチキよりはまともかと。