アメリカ・サンフランシスコ州グレンデール市に建てられた、いわゆる従軍慰安婦像撤去のホワイトハウスへの署名が、目標の10万に達したことは先日伝えた。
アメリカ時間でもうすぐ署名締め切り時間になるが、現在約12万3000人強が署名している。
ただし、私の見たところでは5%前後が、敢えておかしな署名をした無効票にも見える。
さて、署名10万名を超えたニュースが広まった正月早々。
なんと今度は韓国コミュニティらしきところから、グレンデールの平和像を守れなる署名活動を、やはりホワイトハウスあてに始めた。
現在こちらは8万名くらいの署名があり、やはり10万を超えそうだ。
しかし、内容がひどい。
アメリカ大統領あてに sex slave なる言葉を使って嘆願している。
いわゆる従軍慰安婦が、大変な高級売春婦であることは、アメリカ政府文書でさえ明らかなのに、何をしているのやら。
だいたい、グレンデールの像撤去署名発起人のアメリカ人は、どういった理由で撤去要望をしているのか理解していないようだ。
いや、そんな理論的なことは考えていないし、理解できないか、理解したくないのだろう。
せめて、自国の研究者が、かつてどのような調査結果を出したのかくらいは調べるのが常識だと思うが、それさえできないだろう。
とにかく、兵隊に銃を掃除しろで、洗濯機にかけてしまう兵士もいたりするわけだから。