【写真】松の廊下の周辺 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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今回は松の廊下から少し離れて、旧江戸城の庭を見てみよう。

まずは、メインストリート。

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私のようなひねジジイには、これではもの足らないのだ。

そこで、大好きなタヌキ山を散策することになる。


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ここには、かつての日本の素晴らしい雑木林がある。
日本の宝ともいうべき林だ。

まだ生まれたばかりだが、しっかり紅葉したカエデ。
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今春、林の中で発見したユウシュンラン。
(ピンぼけ、ごめん。嬉しくて震えた?いや、単に下手なだけ?)


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★類縁のギンランに比べ菌類からの栄養依存度が高く、葉は退化してほとんどない。
菌類の関係から、鉢植えは事実上不可能と言ってよいと思う。
絶滅危惧種指定の自治体がほとんどだ。
ギンランやその矮化した変種はかなり見ているが、ユウシュンランは、この林で今春初めて見た。

来年もまた会いたい。

後日訪れた時には、ユウシュンランの溶けた雑木林の地面に、保護植物の所在を示すと思われるマーキングがあったから、苑の管理をなさっている方も気づいてくれたのだろう。

あるいは警備映像に残る、地べたに転がって喜んでいる変人ジジイの姿でも見て、近くを調べてくれたのやも知れない。


春が待ち遠しい。


なお、余計なお世話だろうが、ここは苑内の管理や警備はかなりしっかりしているが、入苑のチェックが甘い。一時期あったように、少なくとも持ち物検査くらいは厳しく行った方がよいような気がする。

最近、入苑者のマナーにいささか疑問を感じる方もチラホラ見られるゆえに。
同時に、残念なことで本来は避けるべきだが、退苑者の持ち物もチェックが必要かも知れない。

私の昔の常識では、考えられなかったようなことをする方もいそうだ。

そこに生えている筍や、成っている実を、自分用の“食べ物”と見てしまう輩がいるかも知れないから。