【市場状況】エビ | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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エビとかカニは大好物だった。
が、貧乏人には冠婚葬祭に出るエビを口に入れるのが精一杯。





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が、東南アジアに赴任してからガラリ変わった。
下手な日本料理より、屋台で目一杯のエビ、カニ料理のが安い。

とにかく、食べた。
中には7、80㎝くらいの伊勢エビみたいのも口にしたし、カニ味噌ベースだけのカレーみたいなものもあった。
タイのトムヤムなどはクン(エビ)で埋まっているものもあった。
現地の高級レストランや、日本のお上品なトムヤムクンとは、まるで違う食べ物だった。
そんなわけで、幸か不幸か、今は自分から率先して食べたい料理ではない。

最近話題になったが、多くのレストランなどで、エビの偽物を提供していたそうな。
これはエビに限るまい。
日本には生きた上海カニは輸入できないと思うが、これなどもかなり怪しい。
爪にレーザーによる認証があるかどうかでも分かるが、そんなものなど簡単に偽装可能だ。
仮に本物でも、12㎝を超えるようなものは、あちらの幹部か香港・シンセン・マカオあたりに行ってしまうから、日本に来るのは残り物だろう。

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そんなエビ、カニ供給が、現在ピンチに陥っている。
特に今年は、エビの調達がたいへんのようだ。

というのは、エビ養殖の中心タイなどでエビの病気が発生し、生産が急減しているらしいからである。
中華料理にエビは欠かせないので、中国の業者が次なる生産地ベトナムで片端から買い漁っているらしい。
ベトナムには輸出枠みたいものがあるようだが、一部情報ではそんなことおかまいなしに、中国業者が生産地で札びら切っているという話もある。

こうなると、日本には、いっそうエビが入って来なくなる。
一番影響が出そうなのがブラックタイガーみたいだが、上手く料理すれば別のエビでもごまかせる。

もちろん、舌が肥えている人には、一噛みでバレそうだが。


しかし、不思議だ。
レストランのメニューなどには目くじらを立てるのに、食材の表示には何ら疑問を感じない?

そういえば、キムチなど唐辛子加工品の、特別優遇輸入内容は解除したのだろうか?





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