【アメブロネタ・破滅】ああ、消えゆくイエスの言葉 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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私はキリスト教徒ではないが、悲しいニュースが伝わってきた。

シリアの内戦で、古典アラム語系言語を話しているシリアのある地方がテロリスト(多分アメリカから見てのテロリスト)たちに抑えられ、村人たちが離散しているというのだ。
これは生きた化石である、アラム語の危機を意味する。


古典アラム語と言ったなら、キリストかどうかはさておき、ナザレのイエスが使っていた可能性の高い言語だ。
イスラエルで使われている、ヘブライ語の先輩または兄弟にあたる。
当時のシリアは中東の一大国であり、そこの公用語であるアラム語は、近隣国でも広く使われていた。

だから、おそらくナザレあたりでも使われており、イエスも使っていただろうというのが、ナザレのイエスがアラム語を話していただろうと言われる根拠だ。

アラム語は、時代や地域でかなり差異がある文字が使われていた。
だから、時代・地域を間違って扱ってしまうと、全く異なる解釈をしてしまうおそれがある。

が、いずれにしても、無形文化財である言語が消えてしまうことは悲しいことだ。



★★★★★★

さて、ここからはお遊びである。
アラム語に近いヘブライ語を使っての、日本語カタカナへの変換だ。

これは全くあり得ないものだが、SFのおかずにはなるだろう。












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追記

そう言えば、昔「神の言葉を伝えます」と勧誘に来たので「イエスのことですか?」と私。
相手が頷いたから「そりゃ、素晴らしい。ぜひお願いします。でも、ちいと待ってください。古典アラム語は多分さっぱり聞き取れないので、アラム語辞書と録音機持ってきますんで」

と言ったら、さっと踵を返され、以後一度もお誘いに来なくなった。