しかし、本物の時計を本物だと言うと逮捕されてしまう。
日本の感覚だと奇妙だが、中共の理論では正しい。 政府や地方の高官が、庶民の年収以上の腕時計をしている事実は隠さねばならないからだ。
また中共では、先日訪中した日本で活躍する学者を逮捕し、現在も行方が分からない(逮捕事実は認めている)。
これも中共の立場からすれば正しい行為である。
しかしながら、普段は言論の自由などを声高に叫ぶマスコミから見れば、一面記事にしてもおかしくない、言論統制、人権無視のはずである。
日本ペンクラブなども、会を上げて特殊秘密漏洩に関する法案に反対を表明するならば、それ以上に、罪状不明で逮捕され、現在も行方不明となっている人物の件で、会を上げて中共に非難声明を出すべきだろう。
また、チベット・ウイグルの人命軽視や虐殺の有無に関して記事にし、それらがあった場合には断固抗議すべきだろう。
なぜしないのか?
一部マスコミ同様、中共と同じ穴のムジナとのそしりを受けてもやむを得ないのではなかろうか。
