【改めて印象】東京オリンピックプレゼンテーションと質疑応答 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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2020年東京オリンピック誘致成功に関しては、真相など分かるはずもないので、全く個人的な印象を述べたい。



★★感動したこと★★

・チーム一丸となって、それぞれが全力であったことを感じた。


・最終プレゼンテーションにおける各人のパフォーマンスが、極めて素晴らしかった。
これは、多くの日本人にも、少なからぬ自信と誇りを与えたのではなかろうか。

・最終プレゼンテーションのプロモーションビデオは、1964年の東京オリンピック記録映画にも勝るとも劣らない、全世界の人たちの心情に訴えるこれ以上ないような、素晴らしいものであった。
(私はすでに5回も観ているが、何度観ても色褪せない。本来のオリンピックに求められている、全人種に対するフェア精神とともに、東京オリンピック誘致に繰り返し出てきた、子どもたちにスポーツを通して夢を、あるいはオリンピック・ムーヴメントなる何かが、言葉なしで伝わる作品だった。これは、決戦投票の行方を決定的にした可能性がある)


・安倍さんの答弁には多少疑問のある部分もあるが、感情論に対し数値を明確化し、言い切ったあたりは、かつての日本では考えにくく、内容如何に拘わらず、この場合はプラスに大きく働いたように感じた。


・これに先立ち、ロシア、中国、韓国に対して、かつて見られたような、ややもすると卑下したような、国際的には何らプラスにならぬ態度を見せることなく、ある見方をすれば完全に相手を呑み込んでいた。




★★希望・要監視★★

・プレゼンテーションで断言した通り、福島への迅速・適切な作業開始




★★疑問点★★

・公共放送局の、調印式における安倍さんのスピーチの不自然な中断。


・日本のマスコミの、五輪に無関係なG20での習氏、朴氏との会談に関する質問


・同じく、消費税に関する質問。
(これらを五輪会見の場で質問する日本マスコミ能力の低さを、自ら全世界に示したようだ


・ 質疑応答の際に、オリンピック委員からの質問に”ヘッドラインだけを見ないでください”と言った安倍さんの意味が、日本のマスコミにどれだけ理解できたか。







★隣国のマスコミは、イスタンブールに決定なる誤報を流してしまったようだが、“ヘッドラインだけを信じるな”の意味も、しっかり考えて欲しいと思った。ただし、日本語を理解できるかどうかは不安だが。


さて、福島の新たな復興へのプロセススタートである。

道のりは、オリンピックよりはるかに長く困難だ。

が、今回のプレゼンテーション、及びプロモーションビデオを信じて、誇りある、自信ある日本となることを、また、この国が、まずは日本人のために進むことを願いたい。


同時に、マッチポンプやら捏造報道が、少しでもなくなり、日本のマスコミと教育、日本の政治が取り戻されることを、夢にみさせてくれた。