【小説・最新時事ニャオース】美白の暁窓が閉じた経緯 + またまたダメとか | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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暁珍文の旗は、饅頭村の人々が最も嫌うものと酷似していた。

しかしながら、饅頭村が城塞を開いた時、いや実はそれよりはるかに昔から、暁珍文と饅頭村は深い付き合いがあった。

両者には暗黙の掟がある。
それは饅頭村の一方的な押し付けではあるが。

その掟とは、虎の穴には入るな、いや覗いてもいけないというものだった。


この暗黙の掟を破るものが現れた。それが暁珍文の饅頭村駐在である。

暁珍文の駐在(ただし、三軒からの新入りで外様)は、あろうことか虎の穴の中まで入り込み、洞窟に生えているヒカリゴケの採集をしたばかりか、美白クリームにして売り出してしまったのだ。

この駐在は、つい最近も、猪が暴れているのを生き埋めする饅頭村の姿を捉え、やはり瓦版で叩いていた。
それを見た日の出町内会は、勇気ある瓦版に拍手を送った。

それだけで饅頭村は十分に顔に泥を塗られたと怒り心頭なのに、今度は虎の穴のヒカリゴケだ。


こうなったなら、もう饅頭村のすることは決まっている。


駐在には、翡翠の器に蜂蜜だ。

さらに、暁珍文の美白クリーム広告を薪と一緒に燃やしてしまう。




暁珍文の住人は嘘話が得意だが、饅頭村にはまだまだ及ばない。



とにかく、翡翠の器に蜂蜜には気をつけなければ。



でも、かなりいそうだな。



かみみなみ様を含めて。



しま爺の平成夜話 ★島ちゃんオジィシャレブログ-2013071821420000.jpg

ヒキョウ

いや、入力ミスした。

キキョウ



まあ、どっちもどっちだわな。






★携帯からの投稿、ほぼ正常化。
たまに、動きが変だったり文字化けがあったりしますが。





★追記

かみみなみさま、今度はM党のS氏へのリンクを張った方の放送を取り止めですか。

うーむ。
やはり、線引き基準が分からない。