
こうしたネタを出す方のお考えは、原発推進と同じレベルなんだろうな。
最近、訪れるようになった権之介の知り合いらしいノーラ姫は、一目でそれとわかった。
その毛並み、鋭い目、私の顔など見たくもないと、目が合ったとたんお隠れになる敏捷さ、独特のおそらく品ある食べ方、お食事時は権之介も遠慮して三歩下がる様子。
さすが、純粋なノーラ姫の血統である。
勘違いしていたが、権之介とノーラ姫は知り合いというだけで、どうも恋仲ではなさげである。
ノーラ姫の不思議な行動(お食事時には、周りにジジイの目など不快なものがないか、また、食事時は、近くに仕掛けはないかなど、敏捷さをいかんなく発揮していらっしゃる)は、権之介にも不思議らしく、遠くからノーラ姫を見ている。
このノーラ姫は、いまだに私を信用していない。いや、あの目は人間自体を信用していないだろう。
あと少し落ち着かれた方がいいのに、とは思う。が、こればかりはノーラ姫のご誕生とご養育にも関わっているし、おそらくノーラ姫の敵対勢力には現在も日々攻撃を受けているやもしれず、落ち着かない姫だなあと見ること自体自分勝手な見方なのかも知れない。
常に手榴弾が飛んでくる戦場に暮らしている方に、食事はゆっくり、十分に噛んで食べましょう、夜はしっかり寝ましょうなどということは、有り難迷惑であろう。
さて、原発の裏には到底私の頭では到達できそうにない【何か】があるように感じる昨今だが、それはとても知り得ようがないので、これを全く無視して原発について述べてみたい。
原発が絶対安全だなどと本気で思っている人はまずいない。
もしいたなら、言葉は悪いがその方の能力不足だ。
では、なぜ安全でないものを推進するのか。
先に述べた私には推測不可能な理由以外では、以下のようなことが考えられる。
①生命維持のため
②生活維持のため
③金のため
原発推進派の大多数は、このあたりの理由から推進するのではなかろうか。
なお、これ以外で推進する人を大まかに分けると、下記のようだ。
①知識がないから。
これはやむを得ない。
テレビ・新聞が嘘をついているのだから、真面目な視聴者はそれを信じてしまうだろう。特に田舎のおじいちゃん、おばあちゃんはテレビ・新聞の信仰が半端ではない。
また、これらを信じて大陸などに出た中小企業・零細企業のオヤジは哀れであり、けしてばかにしてはいけない。今なんらかの知識を得ることは非常に難しい。
②バカだから。
これは①とは全く違う。 ①は恥でもなんでもないが、②は恥ずかしいことだ。 自ら考えず、ただただ騒ぐだけである。これは自分の中にある不満、不安に起因するが、本人は気づいていない。
たまに聞く、なりすましなども、このバカと同様である。
不満、不安を他ぶつけ、なんらかの騒動になったりしているのを見てほくそ笑む。
他人が自分に向いてくれないことへの不満や、誇大妄想の兆候が多々見られる。が、当人は、そうした不満や不安を認めず、『正義』やら『真理』などといった言葉を多用する傾向がある。
