
私はない派
羊を1頭、帽子みたいな鉄鍋で焼いて食べたことはありますよ。
でも、人肉はありません。
何度か記事の中で触れた気がするが、hの発音はなかなか難しい。
少し強くなるとk音になり、多くの言語では神に関する音の影響などもあり無音化する。
だから、ジンギス・カンもチンギス・ハーンなどと書かれたりする。
しかしながら、いずれにせよ、私には人肉を食べる趣味はない。ましてや数百年前のミイラ化した肉など、考えるだけでごちそうさまだ。
だいたいにして、歴史上屈指の大汗を食べたりしたらバチがあたる。
物理的お化けや幽霊は信じなくとも、心理的お化けや幽霊は存在するし、物理的にも足があり銃やナイフを持った足のあるお化けは確実に存在するわけだから、あえてそんな危険をおかしてまで食べたいとも思わない。
さて、上記と昨日の記事をミックスして、少し真面目な笑い話を考えついた。
………………………
★太郎冠者
これ次郎冠者、トーフルなどどうじゃ?
▲次郎冠者
はて、我は食い物に好き嫌いなく、豆腐なれば冷奴なり湯豆腐なり、いかでも食ひ候。
★太郎冠者
いな、豆腐にはあらず。
石鹸国の言葉の科挙試験にこそあらめ。
▲次郎冠者
あな恥ずかしきにて、あへては言わず。
★太郎冠者(呟き)
さも、あらむ。我の如く四百余り三十など、次郎冠者には夢の夢にやあらむ。
▲次郎冠者(呟き)
九百にも至らず。八百九十三など、恥ずかしゅうて言えぬ。
★太郎冠者
そなたはプシコロジーが専門とか。
▲次郎冠者
いや、寄る蚊をパチリするも下手ゆえ、けして虫殺しを専門とするにはあらじ。
★太郎冠者
虫殺しには、あらず。
大学寮にて学びしことよ。
▲次郎冠者
ややっ。それはサイコロ……。
★太郎冠者
まだ、夕げには遠し。
大学寮の話中に、サイコロステーキのことを思い浮かべるとは、情けなしや。
▲次郎冠者
……?
★太郎冠者
さようにクノウレッジのない手下を持つと、我も疲れ申す。
▲次郎冠者
苦悩列児?
★太郎冠者
次郎冠者は、クノウレッジも知らぬか。
物事を知り申すことを、クノウレッジとぞ言ふ。
▲次郎冠者
……。もしや、ナレッジ?
★太郎冠者
慣れずと申すか。
ふむ、ふむ。次郎冠者のクノウレッジでは仕方あるまい。
▲次郎冠者
……(笑いを我慢しながらの冷や汗)
★太郎冠者
次郎冠者も精進し、我の如く『ヘルメス』の首締め紐を付けられるようにせよ。
さらば、ホーナーを得るも難からずあるらむ。
★次郎冠者
(引き続き冷や汗)
(呟き)首締め紐はエルメスにやあらむ。ホーナーはオーナーにやあらむ?
あーあ。かような話をハーフアン【ホウワ】も続けられるとは……。
