
夏は暑い。
これは常識と言ってよいだろう。というか、温帯などでは、暑くなる季節を夏と呼んでいる。
しばらく地震や気象、あるいは太陽の様子から遠ざかっていたので、今日はさらりとそのあたりを眺めてみよう。
まずは地震。
これは明らかに、あの大地震以後増えている。この傾向は日本だけではなく、全地球的なものに思える。
その原因は、太陽や地球のサイクルに関係するだろう。怪しいサイトやらで語られているような、気象兵器やらには関係がない。万が一気象兵器なるものがあって、相手を絞って気象被害を与えているのなら、先月のオクラホマあたりのトルネードは、自国を狙って作ったということになるのだろうか?
さらに、今まさに進行中のヨーロッパの1880年以来2番目になる大水害も、やはり合衆国の気象兵器とやらが関係するのだろうか?
ならば、湾岸戦争などで空軍を出す必要はない。
地震兵器。こんな突拍子もないことを信じている国会議員もいるのだから、呆れてしまう。いや、前政権では、よりによって地震災害復興に関わる重要な地位についていたりする。
こうなると、怒りや呆れを通り越して、薄ら寒くなる。
しばらく地震が増えることは、分かっていたはずだ。
それは太陽活動を見れば明らかだろうし、M9クラスの地震後は10年くらいは大小さまざまな地震が続く。この規模の地震は、地球地表全体に影響を与えるものでもあるし。
去年をピークにした太陽活動は終息に向かい、、少なくともあと10年は極めて太陽活動が不活発になる。
太陽活動と地球全体の地震活動には、ゆるやかな負の相関関係があるのは、昔から知られていることではないのだろうか?
さらに、太陽活動の活発さと地球気象の関係も、かなりの正の相関関係があることは、近年の歴史、例えば北欧の厳冬、ペスト流行やら、日本の江戸時代の飢饉の原因となった冷夏を見ても明らかなはずではないのだろうか。
これは、ブリューゲルや東海道五十三次の絵を見ても予想がつくのではなかろうか。
私論が先行してしまった。
元に戻ろう。
よく地球温暖化と言われる。 そしてそれは化石燃料である石油、石炭が悪者とされている。
しかし、待ってくれ。
石油、石炭をバンバン使っていた1940年から1980年あたりまでは、世界平均気温(この算出方法にも文句を言いたいが、話が進まないのでとりあえず発表されている数値を正とする)はむしろ横ばいであり、地球環境が話題になり地球に優しくなどという実にわがまま、不遜な言葉が流行り出し、各国が二酸化炭素低減に動き始めた1980年代後半から、顕著な世界平均気温の上昇が見られ出したのではないのか?
さらにだ。
確かに、合衆国からブラジルあたりまで、東アジアから東南アジア、ならびにヨーロッパから北・中アフリカあたりは、記録的には気温が上昇している。
では、カナダなど北アメリカ大陸北部、シベリアからモンゴル高原、さらに、アルゼンチンなど南アメリカ大陸南部、南太平洋、アフリカ南部はどうなのだ?
平均気温の、明らかな低下があるのではないか?
北極の氷が溶けると言うことでグリーンランドやアルプスあたりがよく出るが、アラスカ西部の氷河は?ニュージーランドは?
直近の微小な話だが、記録では平均気温が上昇している北欧にしろ、この5月など冬並みの寒さではなかったのか?

このシリーズは不定期です。
また、その都度、口調が変わります。
以上、ご了解ください。
なお、新聞、テレビをほとんど見ていませんので分かりませんが、現在ヨーロッパで起こっている100年に1度の大雨(降水量が平年の2倍くらい。地域により5、6倍)で犠牲者が出ていること、中華人民共和国南部での洪水により、やはり多数の犠牲者が出ていること、バングラデシュでも竜巻で多くの犠牲者が出ていることはニュースになったのでしょうか?
フランス、ドイツからイギリスにかけては極めて寒い5月であったこと、モンゴルやアルゼンチン・パンパでは渇水で放牧、畜産に影響を与えそうなことは?
そうそう、合衆国は総じて高温だったけど、五大湖付近は記録的な寒さだったはず。来年はコーンポタージュの値段が上がるかも。
アルジェリア北部の異常な雨は?
オクラホマでのトルネードのニュースは見た記憶があります。
が、それ以上の災害に見舞われているところもあるこれらの話が、日本で新聞、テレビでトルネードと同じような扱いを受けているかどうかは知りません。
いつになるか分からないが、つづく。
参考データ
気象庁ホームページ
宇宙天気情報センターホームページ