東御苑にはおそらく1000種を上回る植物があり、現在花が咲いているものだけでも100種は超えると思われます。
そのうち、私の好みで何種類かご紹介します。
まずはニリンソウ。

これは3株しか確認できていません。
ニリンソウと言っても必ずしも2輪の花をつけるとは限りません。
続いてオドリコソウ。
こちらも10株程度しか見つけられませんでした。

イカリソウの仲間。
こちらは数十株あると思われますが、おそらくすべて後植え、つまりもともとは林には生えていなかったと見えました。

次はチゴユリ。
こちらは数百株はあります。自生かも知れません。

これはクサイチゴ。
私は初めて見ましたが、これが自生かどうか疑問が残る生え方でした。

春の七草にホトケノザがありますが、このホトケノザとは市街地でもよく見られる紫の花を咲かせるシソに似たホトケノザではありません。
花の七草のホトケノザとは、タンポポに近いキク科植物コオニタビラコのことです。
このコオニタビラコに極めて似た植物がありました。

ただし林の中ですから、ヤブタビラコかも知れません。ヤブタビラコにしては相当花が大柄で、あるいはその中間種かも知れません。
最後はエンコウソウ。

猿の尻尾みたいに見えるから、こんな名前がついたのでしょうね。
私はやはり初めて見ました。

あと少しすると、何十種というバラが一斉に咲き出します。
その頃に、また記事にする予定です。