

たかお神社である。
漢字からして須佐之男尊を祀っているのかと思ったが、主祭神は天照大御神だった。

三峰はイザナギ・イザナミ、古峯は猿田彦だろう。
天照大御神の脇にこの2神(または3柱)がいるのは珍しいが、さらにこんなのがある。

これは須佐之男尊など、出雲系の神を祀ったものに違いない。
神社という名前はつくが、いわゆる神殿造りの本殿はなく、田舎の分校のようだ。
しかし、植木の手入れは素晴らしく、特に黒松の姿は美しい。


明治になってからの建立のはずだが、明治以前の神仏分離前の痕跡も見られる。

小さめだが、3つの立派な山車も倉庫に飾られている。


しめ縄の形や、ヒレの並びや色には意味があったはずだが、詳しいことは忘れてしまった。



2つの力石、原石をそのまま使った灯籠も面白い。


歴史は浅いが、私が写真を撮っている10分くらいの間にもお参りする人が見られ、地元の信仰は篤いようだ。