baal(掘る)→掘る
bahul(破壊する)→はふる
ku(食う)→食う
kuru(切る)→切る
kug(聖なる、銀)→金。銀
nag(飲む)→飲む
tag(打つ)→叩く
ug(死ぬ)→死ぐ(方言:死ぬ)
id(川)→井戸
ia(岩)→岩
ishu(砂)→石
bi(火)→火
gab(胸)→ガブリ(寄る)
zuab(海)→ザブン(擬音語)
gis(木)→木
mushi(ヘビ)→ムシ、マ・ムシ(マ=大きい、目)
sigga(山羊)→シカ
ud(羊)→牛
uztur(アヒル)→ウズラ
gur(穀倉)→蔵
ni(荷物)→荷
ushu(毒)→うず、ぶす(トリカブトの毒)
kur(国)→国
shegar(仕事)→仕事、しがら・み
shi(命)→死
tug(着物)→つむぎ 、つぐむ、服
ちなみに、日本語とシュメール語は文の構造が同じである。
また、シュメール語を伝承活用したバビロニア語には、日本語の音読み、訓読みに似た読み方がある。
★シュメール語
紀元前5、6000年~紀元前2000年くらいまで使われていたらしい、人類最古文明の言葉。
現在のイラク南部。
シュメールはエジプト文明のみならず、世界の文明に影響を与えた可能性が高い。
バビロン人は、彼らの発明した象形文字を改良して、分かりやすい楔型文字とし、自分たちの言語に合わせて音訓読みに相当する文字化に成功した。
元来象形文字だから、漢字に非常によく似た文字も散見される。
シュメール人は世界初の都市文明を築いたが、紀元前2000年くらいに、突如歴史の表舞台から消えてしまう。
非常に謎多き民である。
言葉の構造からすると、モンゴル人やトルコ人、そして最近の日本人(紀元後の私たちの祖先)に密接に関わっている可能性がある。
★今回は日本語の起源がシュメール語であるとして記事を書きましたが、これはひとつの見方にすぎません。
ただ、こうした例を挙げられると、意外に簡単に信じてしまいます。
今日からしばらくこうした、なーんちゃって日本語起源を綴る予定です。
今回のように、ある一部だけを切り取れば、日本語起源●●語説は何十とできるはずです。
ただしこれは、象の耳だけ、足だけを見て象を論じることに大差ありません。
つまり、一部を見て判断すると、とんでもない間違いをするということです。
これは言葉に限らず、すべてのことに当てはまるでしょう。
とくに、今なお行われている“除染”とか名付けられた作業には、大きく首を傾げてしまいます。
理由は、ぼんやりとは分かるのです。
だからこそ、いっそう腹立たしいのかも知れません。
さて、明日は新王国時代(紀元前1300年前後)のエジプト語の、日本語起源説をでっち上げる予定です。
