ご自分と対話をしてみてください。
今大切なことは、それかも知れませんよ。
と、なにやら意味深長そうなことを書いたが、今日は、芥川龍之介の小説『疑惑』の話だ。
しかも、その朗読に関しての印象のことである。
昨日は野暮用が多ヵ所にあり、北は稚内、南は与論島まで足を伸ばしたくらいの気分の1日であった。
とはいえ、自由時間がたっぷりある。
あちこちのブログを泳いでいたりしたが、なにかの拍子に『疑惑』の朗読の動画(YouTube)に出会った。
朗読 : 田中 弘毅
芥川龍之介 『疑惑』
約1時間、耳と目がその朗読に釘付けになった。
田中 弘毅の朗読。
芸術である。
間の取り方は、枝雀以上かも知れない。
非常に深く感動した。
