【時事歌研究】かれはちるゆうぐれは | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

恋人いる?ブログネタ:恋人いる? 参加中




かれはちるゆうぐれは


[彼は散る]
なんらかの悲しい出来事があったのだろう。彼は自ら散ってしまった。

[You グレ は]

そのために、あなたはグレてしまった。







くるひのさむさをものがたり

[狂い野寒竿物たかり]

狂気に家を飛び出し野営したあげく、棒を振り回して他人に物をたかるようになってしまった。







あめにこわれたべんちには
[アメに雇われ食べた日には]

アメリカ人に囲われ、食べさせてもらっている日々である。







あいをささやくいすもない
[足(あんよ)支えるいつもない]

しっかりと自分の足で立つことさえ、ままならない毎日である。







こいびとよそばにいて

[乞う人よ、蕎麦に行って]

お腹が空いた。 一杯の蕎麦でいい。蕎麦屋に連れて行ってください。







こごえるわたしのそばにいてよ

[凍えるわ、足しの蕎麦を入れてよ]

寒いの。もう一杯の蕎麦を入れてね。







そしてひとことわかればなしが

[粗相して人事との笑いが]

がぶつき粗相をしたのを見て、他人みたいに笑って








じょうだんだよとわらってほしい

[嬢おでんだよと笑って欲しい]

お嬢さん、次はおでんでも食べますかと、笑顔で誘って欲しい。