【古代歌の研究】 ほたるのひかりまどのゆき | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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これは、来年開催予定の古代歌研究発表論文の下書きである。


1:概要

古代の歌はそこはかとなく私たちの胸に響くものが多いが、今や使われなくなった言葉も多く、その解釈は、まだ推測の域を出ないものがほとんどである。
しかし、今回の『ほたるのひかりまどのゆき』は、昨年イノカマカッペ・ガッコ遺跡13号墳の発掘によって、幾多の新事実が発見されるに至り、ここに全歌の復元と解釈が可能になったものである。




2 :全歌の復元と解釈

ほたるのひかり

→ほたるとは、当時の男女が宿泊に使っていた特別指定施設である。古代生物学者の研究によれば、原始的生殖作業を行う施設であり、体力を考慮して時間制限を設けていたらしい。

ひかりとは、その宿泊施設を認定、または指定する照明設備との説もあるが、まだ不明である。




まどのゆき

→まどとは、当時理想的な女性を意味するマドンナの短縮語である。
ゆきとは、日本人女性の認識番号に付加された愛称である。
つまりこれは、原始的生殖作業前に、対象となる女性に対する讚美の言葉であると考える。





ふみよむつきひかさねつつ
→ふみよ・むつき・ひかさ・ねつつ と分解する。

2(ふ)3(み)4(よ)6(む)月と、生殖作業後の進捗を数えている。
ひかさとは、日ごとに重(かさ)が増え、順調に受精卵が分裂を繰り返している様子。
さらに、そのため安静に寝ながら(ねつつ)進捗状況を確認しているのである。





いつしかとしもすぎのとを
→[いつし・かとし]とは、痛し痒しのことである。
産卵直前に、胎児が動くために感じる心情描写である。
[もすぎのとを]とは、もうすぐだ、すぐこの状態も終わりなのだ、という確信、喜びであろう。





あけてぞけさはわかれゆく
→読んで字の如くだが、古代生物学に詳しくない方のために説明を加えると、原始的生殖においては、胎児は女性の胎児保育器官から下界に出たのである。
つまりこれは、胎児保育器官の出口が開いて、そこから胎児が別れ出たということだ。




このように、古代人は、極めて生殖作業と経緯について詳しく述べており、一部では、これは歌ではなく医学書だったのではないかとの説も出ている。

しかしながら、今回のような完全な形ではないとはいえ、幾多のガッコ型遺跡からその一部が発掘されており、やはりこれは人類繁栄を願った歌という、従来の説を私は支持したい。