
私はある派
本日昼前にソロモン付近で巨大地震があり、午後には日本でも太平洋沿岸に津波注意報が発令された。
さて、今夜はソロモンから連想する言葉をつなげて、ネタにある鼻の穴ほじりまでもって行ってみよう。
ソロモンといえば、まずイメージに浮かぶ人物が2人いる。
1人目はシバの女王。そしてもう1人はダビデである。
シバの女王は、(おそらく)現人類の生誕の地であるエチオピアの女王で、コーヒーで知られるモカ(現イエメン)にも植民地を持っていた、世界歴史上重要な女王だ。
確か、ポールモーリアにシバの女王をテーマにした曲があった気がする。
一方、ダビデはソロモンの父で、貧しい羊飼いから王国の王にまでなった人物だ。
ダビデ、ソロモンの生きていた紀元前11世紀前後が、現代を除けばユダヤの民の国が最も花開いた時代だったろう。
ダビデといえば、ミケランジェロに少年のダビデ像がある。 ミケランジェロの絵画はダ ・ヴィンチの指摘しているように、女性の身体が男性のそれであり、美術性はいまいちだが、像はすごい。
ミケランジェロはダビデのみならず、旧約最大の英雄と言ってよいモーゼ像も制作しているが、その頭には角が生えている。
これはヘブライ語をギリシャ語、またはラテン語に訳するときに誤訳したためとも言われている。
誤訳は当然あったろう。
今でさえ、エホバとかいう誤音訳を使っているところもあるくらいだから。
さて、角というと思い出すのが古事記では大国主の祖先にされ、かつ天照大御神の弟にされてしまった須佐之男だ。
かの神の別名は、つぬがあらしと=角がある人または敦賀に来た人、である。
つまり、鬼の原点または浦島太郎の原点だ。
神話では、須佐之男も大国主も天系民族に組み入れられた。 その怨念を恐れたためだろう。 それゆえに、当時世界一の館を造り怒りを封印しようと試みた。
その館は、今年か来年が建て替えの年である。
こうした旧日本人と、現日本人の橋渡しをしたのが、猿田彦だ。
猿田彦は、天狗のモチーフと言われている。
天狗、あるいは山伏の出で立ちと、ユダヤのラビ(聖職者)の服装はうりふたつである。
なお、最近記事にしたが、猿田彦を紀元前13世紀ごろのエジプト語で考えると、鼻の目立つ(血縁ではない)諸侯となる。
天狗といえば、長い鼻である。
この穴をほじる。
で、思い出した。
穴も、ほじるの語源の掘る←洞も、おそらく人類が最も早く発明した言葉の1つだろう。
火、ママ(母も同語源)、洞、皮、目。
私の拙い研究では、これらは最も早く生まれ、いまなお世界に共通する言葉(発音は変化したが)言葉である。

『サバの女王とラビ』