【連想徒然】バレンタインチョコといえば | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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バレンタインデー、チョコ何個あげた?ブログネタ:バレンタインデー、チョコ何個あげた? 参加中



福島原発だ。



いや、これは話が飛び過ぎたか?

順を追って考えていってみよう。


バレンタインディ。この日日本では、チョコレートを贈るという祭りが定着した。さらに最近は、この発明をロイヤリティなしで輸出している。

チョコレートといえば、カカオ豆が原料だ。
カカオ豆は、オランダあたりのシンジケートに挨拶しておかないと面倒なことになる。
これは、ダイヤモンドや金の流れに似ている。


さて、そのカカオ豆は、アフリカ西海岸の国々を主に、年齢にして小学生くらいの奴隷が中心になって収穫しているようだ。

また、太平洋の島々でも少しずつ生産を伸ばしてはいる。

が、原産地は中南米だ。
このアメリカ大陸にラテン人が来たのが、およそ500年前。

それから世界の食生活は、大きい変化を遂げる。

スパゲッティにミートソースみたいものが発明され、キムチやらトムヤムクン、担々麺が発明される。

コーンスープ、ポテトフライ、そして札幌味噌ラーメンがあるのも、ここのトウモロコシのおかげである。
また、食べ物ではないが、肺へのニコチンという毒物を供給する商売と納税を同時に行う産業も、ここがなかったなら生まれていなかった。


この大陸の食物は世界の食生活だけでなく、政治をも変えた。
その代表がロシア革命だろう。
ロシア革命が成立したのは、アメリカ大陸原産のジャガイモがあったからだ。
ジャガイモは、発芽時には相当な毒をもつが、その前なら低温長期保存に耐えるばかりか、熱に弱いビタミンCを保護する構造がある。

それまでのロシア人は、厳寒の冬をじっと耐えて春を待つだけだったが、ジャガイモが生きるのに最低限のエネルギー以上のものを与えてくれた。


今でこそアメリカ親分の盃をもらったロシアだが、かつては犬猿の仲だった。

互いにライバル意識が高く、それは兵器、特に核兵器の大量生産と力を誇示するための実験に変わっていく。


やがて、2つの国はひとつのサークルに入り、もはや核分裂物質は邪魔者となる。





その厄介なゴミを、ありがたく高値で買う猿が現れた。


いや、半分は押し売りだろうか。



このへんは分からない。