
私はない派
これまで何度か、古代エジプト語やヘブライ語、あるいは東南アジアの言語と日本語の類似性を記事にしてきました。
今回は、少し変わったところの言語と比べてみました。
ホピというのは、数万年前にアジアからアメリカ大陸に渡った民族のひとつで、現在は北アメリカ西海岸に住んでいる、私たち日本人と祖先が同じであろう民族です。
このホピ族に関しては、私がここでブログを始めた頃からずっとお付き合いのあるブロガーさんが専門です。
が、恥をかくのを覚悟で書いてみます。
多少力業のものを入れると、数百語は似た言葉がありそうです。
そのうちのいくつかを挙げてみました。
なお、ホピ語の発音と意味に関しては、下記の辞書を参考とさせていただきました。
ホピ語辞典
泰流社 戸部実之
ISBN 4-8121-0123-9
ホピ語発音 ホピ語の意味 →似てると思われる日本語の発音 意味
ただし、ウムラウト記号などは省略
a'ane 蟻
→ari 蟻
★蟻はa音からみ他にもあり
angwvi 同じ
→ongnaji おんなじ
atsa 嘘
→uso 嘘
hakola 穴
→hokola 穴、洞穴
★これは世界共通に近い
halayvi 早い、速い
→hayai 早い、速い
★早いと速いが同音であることは興味深い
haqa 遠い
→haruka はるか、遠い
hitta 生き物
→hito 人
★参考 hiituy 人々
hisathimu 昔
→hisashi 久し
hisay 小さい
→chiisai 小さい
homiitsi ノネズミ
→nonezumi ノネズミ
hoomi 髪
→kami 髪
★これも世界共通に近い
hu'atro 小鳥の一種
→hato 鳩
★これも似た言語多少あり
hukva 風が吹く
→huku (風などが)吹く
hukya 冷やす
→hiyasu 冷やす
hunvi 花の一種
→hana 花
koho 木
→ko 木
kwaapi 首
→kubi 首
mokupu 死体
→mukuro むくろ(死体)
motsi モズ
→mozu モズ
nanal 8
→nana 7
noq 肉
→niku 肉
★oは、oウムラウト。したがってホピ語の発音は、ニュクに近いと思われる。
qumap 黒い
→kuma くま(黒いもの)
★日本語を母国語とする人の耳では、クマッに聞こえるだろう。
似てるかどうかはあなたしだい。