死刑台のエレベーター&太陽がいっぱい | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
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両者ともに20世紀後半、フランスを代表する映画と言ってよいだろう。

特に前者はヌーヴェルヴァーグ映画の金字塔と言っても過言ではあるまい。
映画全体に流れるけだるさを、当時は考えられなかったであろうトランペットの甘くせつない音色が、一層映画に味を添えた。



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一方、後者には心の中にしみ込むような繊細で、#とbを伴ったギターが地中海の日差しと影を表現した。
それはとりもなおさず、太陽がいっぱいの終末を予知させるものであったが。


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両者には共通点がある。

お分かりとは思うが、あえて文字にしておこう。


どんな犯罪でもバレる時が来る、見ている者は見ているのだというメッセージだろう。

西洋ではそれが、神のなす偶然ということになる。

日本では、さて……。


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