秋本番 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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私はした



さて、どうやら落ち着く方向に向かってきたようですから、普段の記事に戻ります。


先日のこと。
不思議文章では日本のカフカくらいの小説を書く(誉めすぎ?)あるブロガーさんが、七色豆はまだかいなとのコメントをくださった。

七色豆の見頃は、今年はおそらく10月下旬から11月初旬。
とはいえ、私もずっと気になっていたので、家から5億7千蟻里離れた七色豆の自生する山を訪れることにした。

が、さすがに5億7千蟻里は遠い。5億蟻里ほど行ったところで疲れが出てきた。 そこで目の前にあるコンビニで缶コーヒーを求めた。

おおっ!
これであと10億蟻里くらいは頑張れる。
私はそう確信した。普段なら缶コーヒー1本では3億蟻里くらいしかエネルギーがもたず、胸の赤ランプがピコピコ言いだす。が、今日は大丈夫だ。なぜって、お嬢さんが可愛いいだけでなく、両手で爺さんの手を挟むようにしてお釣を返してくれたからだ。

もう、大丈夫。
ほら、足も軽くなったぜ!と鼻の下を伸ばした。



さあ、あと7千蟻里だけだ。
元気ついた私は、一瞬にして七色豆の山にたどり着いたのである。


が、やはり少し早かったようだ。ほとんどがまだ黄緑か浅葱色である。


わずかに数個がそれらしい色を見せていたが、写真に載せられそうなものは、昼に掲載したものを含めて2枚だけ。

うん。実は、あのお嬢さんの手のぬくもりがまだ残っており、震えてピントが合わなかったこともあるが。









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近くには、鳥くらいしか口に入れないヤマブドウらしき実もあった。


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どうせここまで来たのだからと、2億蟻里ほどのところにあるお寺さんを訪ねる。


と、どこから飛んで来たのか、こんな実があった。


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たぶんコブシだろう。コブシの白い花は知っていても、意外にこのコブシのような実を知らないことが多い。中には本当に大人の拳くらいになるものもある。



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こっちはムクロジだろうか。



境内にはロウバイの実もなっている。 ロウバイの実はイチヤクソウ同様、1年くらい枝についたままだ。


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空き地ではツルボが満開だ。こいつはヒガンバナ同様、私にとってはお墓の花のイメージがありあまり好きではなかったが、よく見ればなかなか可憐である。


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気のせいと分かってはいるが、境内のホトトギスは品があるように見えてしまう。


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落ち葉に、はっきりと秋本番を教えられた。



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