動物の名前のつく身近な草たち | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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この記事、最初は公開試験にしようと思っていました。

が、田舎者でもかなり難しくなりそうなのでやめたのです。

日本語の植物名(和名)やその俗称には、動物の名前がつくものがたくさんあります。ちょっと考えただけで100くらいはありそうですから、ひょっとしたら1000種以上あるかも知れません。


そんなものを、少し紹介していきます。





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①カラスウリ

カラスという名前がつくとだいたい黒いものが多いのですが、このカラスは食べられないという意味でしょうね。




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②スズメウリ

カラスよりは小さなという意味か。
私は千葉に来て初めて見ました。






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③クマザサ

クマは大型のという意味でしょう。






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④ヒツジグサ

ヒツジはたくさん群れるの意味か、または白い花を羊に見立てたか。
広い意味でのスイレン。






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⑤スズメノテッポウ

このスズメも、小型のという意味だろうな。 確かに穂が鉄砲に見えなくもない。




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⑥イヌタデ

イヌはどこにでもいるといった意味合いで、植物名ではあまりいい意味では使われない。
蓼食う虫も好き好きのタデ。






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⑦カノコユリ

カノコは鹿の子、つまり鹿のようなまだら模様のあるという意味だ。






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⑧キツネノカミソリ

キツネもイヌ同様、あまりいい意味では使われない。








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⑨サルスベリ

幹がツルツルなので、猿でさえ滑ってしまうという意味。花は赤が一般的だが、白や桃もある。






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⑩カラスビシャク

カラスの柄杓(神社などにある水を汲む入れ物)といった意味合い。
最近あまり見ない。
これを大きくしたのが、ミズバショウ?