
先日さよなら会のあったとき、話の種にと友人がコーヒーに寒天みたいものを入れた飲み物を飲みながら待っていた。
私が約束時刻に5分も遅刻してしまったからである。
もういいや、飲むか?
とか言うので回し酒ならぬ回しコーヒーナタデココみたいなもの。
まっ、まずくはないが取り立てて素晴らしくうまいというものではない。
驚くべきは、その店が駅前30メートルの1等地にあることだろう。
かなり高めの飲み物だが、果たして採算が取れてるのかなあ?などと他人の懐の心配をした。
本当なら、自分の明日の飯を心配すべきなのだが。
しかしなあ。なんか変な方向に走ってるよなあ。
次に卒業するのは、AKBのメンバーではなく、それに夢中になっている人たちかも知れないなあ。
と、思った。
その男はそれなりの会社の社長を務めたが、先月自ら無職になった。
今ごろは、のんびり牛でも追っているだろうか。
いやいや、おそらく今月からまた忙しい毎日になっているに相違ない。
2年に一度の顔合わせ会には、今年は不参加だ。
が、その1週間前に私はそのすぐ近くに行く。
なんとも不思議な気分だ。
同窓の中では、私が最もジジイ姿になってしまっている。
まあ、この年で平均睡眠時間が3、4時間だからこれは仕方がない。
話を戻そう。
私はいまだに学校を卒業できないでいる。
そんな私が言っても説得力がないが、繰り返しますよ。
次に卒業するのは、AKBのメンバーではありません。
あんたはんや。
