柳の下のドジョウ | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
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昨日書いた“ヘラガモとここさ寝る”の話が、なんと2名ものブロガーさんに受けたようなので、もう一度柳の下のドジョウ話を。

ただしこれは相当昔のことのうえ、創作がひどく混じっております。





ずいぶん昔のこと。
代々木だか原宿だかに行ったことがある。

かつての日本最大のタケノコの産地は、すっかり変わり、いろんな屋台が軒を並べている空間があった。


ここはなんでもあるんだぜ。
と、男。


ふーん。トムヤムも?
あたし、だーい好き。




うーん。変わった娘さんだ。 トムヤム(富む病む)が好きなのか? おそらく正岡子規ファンか、新撰組の沖田ファンに相違あるまい。 踏まれても蛙の面のジジイには興味がないようだ。



あらっ!ミーゴレン。



なんだ、なんだ。
猫五連のことか?
確かに、野良猫が群がってはいるが。





やっぱ、ヤミチャにしようかな。





はあ?闇鍋というのは経験があるが、最近は闇茶というのもあるのか。

こっちの方が闇鍋より怖そうだが。






うん?こっちを向いて何か言ったぞ。


なになに、すっぱげって、ジジババガブー。

素っ歯蹴って、爺婆がブーだと!
なんと失礼な。
確かに歯は悪くなったが、人前でオナラなんぞしますかいな。






ひえーっ!
まだ、お天道様があるうちから、そんなことを言うな!
聞いている方が赤面してしまう。



パイが食いたいなあ。
マンゴもかじりたい。