不思議だったので、今日はそこを訪ねてみた。

先日までは気付かなかったが、田畑の中に小高い丘があり、少し急な階段がある。
その向こうには、選挙で見たことのある、マークに似た家紋みたいものがあった。
弘法大師系らしいので、これは高野山にでも関係する紋かと思ったが、調べてみるとどうも賤ヶ岳七本槍の脇坂系のようだ。
しかし、どう見ても寺院にはほど遠い造りに思えた。

ただ、この階段下には写真のような正徳4年10月(1714年11月)と読める青面金剛像もあり、かなり古い時代から信仰のあった場所なのだろう。
丘の隅には鳥居が残り、神仏混交時代を忍ばせる。

右端に月待ち、手前に龍、奥に鳥居。
日本以外の国では、考えられられない配置だろう。
モスクに、十字架やカゴメ紋など聞いたことがない。
