300年前の石仏 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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先週、田畑の広がる典型的田舎村に、突如バスの連隊が現れた記事を書いた。
不思議だったので、今日はそこを訪ねてみた。




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先日までは気付かなかったが、田畑の中に小高い丘があり、少し急な階段がある。
その向こうには、選挙で見たことのある、マークに似た家紋みたいものがあった。

弘法大師系らしいので、これは高野山にでも関係する紋かと思ったが、調べてみるとどうも賤ヶ岳七本槍の脇坂系のようだ。


しかし、どう見ても寺院にはほど遠い造りに思えた。


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ただ、この階段下には写真のような正徳4年10月(1714年11月)と読める青面金剛像もあり、かなり古い時代から信仰のあった場所なのだろう。


丘の隅には鳥居が残り、神仏混交時代を忍ばせる。


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右端に月待ち、手前に龍、奥に鳥居。
日本以外の国では、考えられられない配置だろう。
モスクに、十字架やカゴメ紋など聞いたことがない。
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