どう見ても怪しい爺、無事生還 ★前編 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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久しぶりに、あまり気になることのない休日。

仕事に行く時刻に家を出ます。

途中でいつものお寺を一覗き。

ボタンが満開です。








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正直なところ、ボタンはあまり好きな花ではありませんが、朝露に濡れたまだ眠そうな、こんな姿は好きです。



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足元にはエビネの花。
これまたイマイチの花だと思っていましたが、よく見るとたいへん奥ゆかしい色の花びらでした。


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写真では分かりにくいでしょうが、純白ではなく薄い青紫を帯びています。



さて、いつもより数時間早く家を出ましたから、少し遠出でもしてみようと考えました。


そうそう、今日は散歩ではなく散車です。
ちなみに車は、かつて乗っていたBMちゃんなら2000台は買える、無公害リサイクル健康車。ちゃんと段付きです。


えっちらおっちら、小1時間。

かつてはお城のあった森林公園に着きました。

この麓で一服しているときに、先に記事にした5つ葉、6つ葉を見つけました。

さて、一休みしてから森の中に入っていきます。

と、まず飛び込んできたのがジュウニヒトエ。

いやあ、嬉しくなりました。こっちにもあっちにも。


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100株まではありませんが、相当な数です。田舎に住んでいた頃でも、まばらとはいえ狭い場所にこれほど生えているのは見たことがありません。あるいは城主が好きで植えさせたものが、平成になっても残っていたのでしょうか。



山道を少し外れると、こんな木がありました。



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先日記事にしたタラノキです。

この一番芽をタラノメと言います。私にとっては、山菜の王といったところです。
写真のものだけでなく、近くにあったタラノキの芽は皆一番芽が採られていました。おそらく誰かが持ち帰ったのでしょう。

自生のタラノメは写真のように紫を帯びますが、栽培ものはほとんど緑一色です。
また、自生のものでは幹にバラより鋭いトゲがあるのが普通です。栽培ものはほとんどトゲがありません。


さて、これからが問題なのです。


つづきは後編へ。