初めて知った言葉★パリトキシン | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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長崎あたりで、アオブダイを食べた方が亡くなったらしい。 原因はパリトキシンであるという。恥ずかしながら、パリトキシンという名前は初めて知った。名前からして危ない。
そこでどんなやつかと調べようとしたが、私の辞書にはテトロドトキシンは載っていても、パリトキシンは載っていなかった。

仕方なく、眉唾しながらインターネット辞書で調べる。
もしWikipediaに載っている内容が正しいならば、ネズミに対する毒性は、フグ毒として知られているテトロドトキシンの約50倍。マイコトキシンほどではないにしろ、自然界屈指の毒物ということになる。

Wikipediaは医学的なことは責任持ちませんと明言しているから、そこに書いてある内容をすべて信じてよいかどうかは疑問が残るが、それなりの参考文献があるし、そちらの内容にも一致しているから、まず現在の科学知識としては差異がほとんどないだろう。


しかし、アオブダイがかような毒物を蓄積し、かつ自分が中毒しないということは、フグに似た耐性をもつ回路などがあるのだろう。
これはある意味医学に応用できる。いや、間違いなくそうした研究もされているだろう。



ところで、フグの調理には免許が必要だ。

はたして、アオブダイの調理には免許が必要なのだろうか。


民主党政権になって、実効性に欠けるくだらない法律が怒涛の如く施行されている(今の政治を見ていると、民主党の方々にそんな法律を作る能力はなさそうだから、実際に立案、施行までの道を作り上げているのは、従来の面々だろう。しかし、くだらぬアイデアをごり押しして法律を作らせるのは彼らの影響に相違あるまい)。


だから、なんでも免許とかは反対だ。

が、注意喚起は必要かなあ。