
エトロフ、クナシリ付近のストレスが溜まり始めている。これはいつものことだが、少しずつ浅いところでプレートが戦いを開始しはじめた。
だから、根室東沖でのやや大きめのストレス発散があっても不思議ではない。
東北はいつも通り。
下北三八地方から三陸沖を経て、福島沖、茨城沖、銚子沖のライン上では、常にM5クラス、あるいはそれ以上のストレス発散があり得る。
やや注目すべきは、伊豆諸島から東京湾を経て、埼玉、千葉、茨城、栃木南部まで連なる帯。
最近は浅発傾向にあり、特にここ1週間は地下100キロメートル未満での発生が増えてきた。
かつての栗駒、富士山麓のやや大きめの地震が起きる少し前に似たパターンである。
天竜川から紀伊半島、四国吉野川を経て西に伸び、伊予あたりで方向を変え、九州の東側を南下する帯の周りでは、1、2年前から小刻みな揺れが多発している。
が、これが大きな地震に結びつくかどうかはわからない。
311前から不穏な動きを見せている、奥尻、秋田、長野北部、飛騨高山、京都、島根、熊本付近の揺れはしばらく続く恐れあり。
日光付近の揺れは原因不明。
沖縄や石垣の見た目安定化も、慢心は禁物だろう。
一番気になるのは、やはり関東の内陸部で多発している深発。
それゆえ人間には揺れは感じられないが、私の地下構造空洞化とその埋め合わせによる内陸部地震の考えを延長すると、埼玉東部、あるいは茨城西部、千葉北東部のストレス解消が、近々起こっても不思議ではない。
ただし、このあたりならば過去の例、あるいは深発のエネルギーから考えて、巨大であるとは考えられない。
騒がれている東京湾北部を震源とする地震は、今一つ理論がわからないでいる。
by エセ占い師しま爺
52012*04*03*0112