
国会でぶつぶつ言うのはクレームトチャウダーとか、出鱈目ニュースばかりだからミミステヨーネなどという難しい話はよそう。
で、話はガラリと変わる。
いや、クレームトチャウダーやミミステヨーネという言葉には多少関係がある話に移り、おばかさん週末を迎えよう。
先日、この世界で巡り会えた、私の新しい語学教授がコメントされていらっしゃったことにヒントを得た、話題の映画の話だ。
師匠のコメントには『面白い巨塔』、『天空の茨城ラピュタ』、『マッチョ売りの少女』など、大変よく知られている大作が挙げられていた。
そこで私も話題の映画を想像、いや創造してみよう。
①蘇る金次郎
子どもに重い荷物を背負わせるのは児童虐待、本を読みながらの歩きは交通事故を招くとの不思議な少数意見を取り入れ、各学校から消えていった二宮金次郎像。
この金次郎像が、おしん像と並んで東南アジアに林立され出した。
彼らは金次郎の中に何を見たのか?
文科省が上映禁止にした、AKGの話題作。
②工場の月
かつては,コークスに灯した火が消えることのなかった京浜、京葉、尼崎、北九州地域。
しかし、25年後には、広い構内でチョウザメを養殖しキャビア生産などに忙しい。
ある工場では上海蟹を養殖している。上海蟹は、11月の満月前の処女蟹が一番旨い。
もと鉄鋼所の上には、三池時代から変わらぬ煙たげな顔をした月が昇ってくるのだった。
③復習するは我にあり
定年退職した、もとバリバリの商社マンがアルツハイマーにかかった。
彼の記憶は、自分の名前以外ほとんど消え去ってしまっていた。
小学生になった孫との会話の中で、少しずつ記憶を取り戻していく。
悲しくも温かい涙を誘う。
が、最後にどんでん返しが……。