今年初めての狼狽。

失礼。わざと間違えました。はい。ロウバイです。
一見梅に似ていますし、蝋梅などと当て字したりしますが、全く梅とは関係がない植物です。
一方、こちらは近所では2株(去年の秋までは1株)しか見たことのないイチヤクソウ。
まだまだ寒くなる。頑張れよ。
と声をかけてきました。
しかし、小さな体で雪の中でも緑(冬にはやや紫がかる)を残しているのには、頭が下がります。

さて、これが分かった人は、なかなかの植物オタク。

実をいっぱい付けたハンカチノキです。ハンカチノキ自体見たことがない人がいるかも知れませんから、春の写真も載せます。

足元には、実?

いいえ。これはハンカチノキの実ではなく、私です。
ええ、ボケです。
もみじのような?私の手の握りこぶしより大きいですな。 かなりのオオボケ野郎です。
★訂正→これは間違い。から、カリンです。
ああ、ホントにボケちゃった。岩田さん、ありがとうございます。
これはホントに狼狽です。
そうこうしますうちに、日が沈んで行きます。




振り返りますと、寒空の中にぽっかりと月が昇ってまいりました。

そこで浮かんだのが、柿本朝臣人麿の歌と与謝蕪村の句をコピった先の記事歌。
ひむがしに
のほほん月さん
顔を出しゃ
西に沈むよ
お天道さまが
法隆寺の屋根の上には、ほうき星のような瑞雲が。
いや、法隆寺ではありませんが、気持ちは法隆寺か薬師寺です。

待てよ。
この屋根の形は出雲大社かなあ。
と、妄想世界へ。