40年前に、テレビで一度観ただけなのに、昨夜の夕飯よりよく覚えている。
さらりと写メであらすじを。

家族の愛を知らない少女と、戦争で記憶喪失になってしまった青年。

二人の間には、無垢の愛が芽生えた。

しかし、世間は二人を誤解する。

少女の名前はシベール。
しかし、そう呼ぶことは許されない。なぜなら、それはキリスト教的な名前ではないからだ。

高所恐怖症でもある青年が、建物のてっぺんに登った。
それは少女へのプレゼントを得るためだったが……。

純粋さを忘れた大人の誤解が悲劇を生む。

少女はまた、心を閉ざしてしまった。
わかりましたか?
これもおすすめの映画です。
汚れなき愛。
やり場のない悲しみ。
モノクロ映画の傑作。
残念ながら、この映画の主役は、この映画以外には作品に恵まれなかった。しかし、今でも多くのファンがいるに違いない。
