皺巣 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
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しもはするよりかくなるなをばたまひけるとぞききしつきにぞなりにける さあれどわれおもふにこのつきあくればあたらしきとしにてしわふへるよりかかるなになりつるとなむおもひたまひける さてけふもきなうせつぷんいれぽんにてかひもとめしからくにのまつかりなるささをたまひてもつこりとはならずがまつたりとしてはべり きみやうなるはきなうけふとおよそまんじりともせぬひねもすよもすがらなれどさあらむほどにはつかれたるここちなくかへりてこわし つれづれなるままにぶろぐなどさへかうしんまでしはべりけり およそよはいににあはぬひびなれどこれもまたわれとわれのなにがしのくちをばみたさんがためなりとおもひはべればこれまたたのしやうおもひてはべるにほかなしとなむ


かたき星 背中と膝を 刺しにけり
(冬空)

鼻穴に 入り込みたる 霙かな
(冷たさ)


韓のささ 甘酒がわり 飲みにけり
(暖房)

かの国は 今年は花火 あげぬらむ
(国王)