★サマルカンド
なんともいい響きの町の名前である。
ブドウやハミ(メロン)が浮かぶ。
そうそう、メロンにしてもスイカにしても砂漠の果物だ。だから、サボテンにも少し似ている。
中国とはいえ、青い目の人たちが住む都。海外の町にはあまり興味がなくなったが、サマルカンドやラサには行ってみたい。
このあたりには動く湖、ロプノールがある。また、夏の砂漠の洪水がある。
かつては広大な草原であったろう。サハラにしろカスピ海あたりにしろ開拓、伐採がこうした現状を作った。
★サメ
かつてはワニと呼んだ。 ワニは和邇や王仁にも通ずる。
ワニとウサギの話は、東南アジアを中心に類似物語がたくさんある。
これらは、民族移動と戦いの記憶だろう。
★サンタフェ
当時私は学習塾で働いていた。ふらり寄ってた喫茶店で「先生、見たかい」と言ってマスターが大事そうに本を抱えてきた。
確かに美しかった。
特に蕾は絶品であった。
あの野郎、と雲の上の親方が羨ましかった。羨ましいという感情に乏しい欠陥人間の私には、極めて珍しいことだった。
お茶々様にもそんな時代があった。
いや、淀君は、今でも美しゅうあらせられますが。 また、ご苦労されたと思いますよ。
はあ?何のことか分からない?
まあ、40代以上の方に分かればいい話ですから。
★サタン
理論的にはキリスト教など一神教には悪魔という存在はないと思われる。
だから、サタンにしても神の一面ではなかろうか。
確か、キリスト教の兄弟のイスラム教では、アッラーが砂漠を彷徨っていたときに現れたのは、精霊の類いだったきがする。
ならば、ルシファーだかガブリエルだか知らないが、サタンもまた、ブッダの掌の中の孫悟空だろう。
★サボる
サボるがフランス語なら、ダベる、バラす、ハラすはヘブライ語だろうし、ガメるは半島系の言葉だろう。
タタるがモンゴルか満州あたりで、ケムるはポリネシアだな。
サボるのサボは木靴らしい。
木靴で機械を壊したとか。だから本来はサボるとは破壊的行動の意味だった。が、おとなしい日本に来て休む、手を抜くになった。
★酒
本州あたりで酒と言ったなら日本酒だが、九州南部では焼酎を意味するようだ。 これは、北海道の人が本州を内地と呼び、沖縄の人が日本人をヤマトンチュウと呼ぶのにも似ている。
ちなみに、政府の冷温停止とは、単に水温が95度くらいになることを意味するようだ。これもローカル・ルール、日本だけで通用する言葉だろう。
★魚
ポリネシア語だとイカだか、ウオだか、確かそんな言葉だった。 いやマグロだったか。とにかく、日本語に近い。
ところで中東でサカナとは男性のナニだ。だから、レストランあたりで「サカナが食べたいわ」などとレディが言ってはまずいだろう。
もっとも、日本語の隠語でも、魚はサカナを意味する場合があるが。 一方、サカナが隠れたり遊んだりする貝も、やはり万国共通の意味がある。