さ。 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

★差益
とにかく、対米ドル史上最高値だ。輸入業者は笑いが止まるまい。
えっ。違いますか?
なになに、お客様への売りも米ドル契約。
はあ、そりゃ残念でした。で、そのお客様は?
ほう、ドルで買って円で我々に。
ふーん。じゃあ、笑いが止まらないのは、そのお客様とやらですかなあ。





★災害
最近の日本語では、人災や犯罪も災害と呼ぶようである。報道関係の言葉は特に理解に苦しむようになった。時事用語集か、自恥用語集を買わなくてはなるまい。




★沙悟浄
悟空、猪八戒に比べて影が薄いように感じる。
悟空=少林寺あたりの少年僧、猪八戒=モンゴルの親方、沙悟浄=サマルカンドあたりの青い目をした親分と勝手に考えていたが、どうも違うようだ。

沙悟浄とは、ヨウスコウイルカかワニらしい。
日本だと河童になるようだ。





★ザル
100億の油絵を買ってみたり、100億バクチに使ってみたり、その昔、ザルに似たすのこを使って商売していた方々は景気がいいようだ。





★ザルツブルク
日本では塩は海から採る。
が、多くの国では、塩とは山にあるものであろう。
ソルトレイクにすむことは、名前は塩辛いが、辛党には難しい。
理由は知ってる人は知ってるし、知らない人は知らない。知らない人は、昔よくテレビに出ていた、ギルバートやデリカットに聞いてみよう。





★ソンブレロ
そんな名前の星雲がある。
麦わら帽子星雲よりかっこいい名前だからだろう。
しかし、プレアデスよりすばるのが知られているし、ヴェガ、アルタイルより織姫、彦星の方が馴染み深いかも知れない。

一方、火車や手紙よりは、汽車やトイレットペーパーの方が分かり易いと私は思うが、時代が変わるとこんな言葉がブラウン管、いや液晶画面を賑わすだろう。





★サットン
初めてイギリスに行ったときに訪ねた場所だ。 迎えが来ないので、とにかく名刺をたよりに会社に行った。
ということは、当時は英語を話せたのだろう。 今話しはおろか、文字さえ三歳児未満になっている。
それでも、まだ中国普通語は小学生になれるらしい。先日、中国語教室の説明会に出たが、あんたはこのクラスではないわよとか言われたし、確かにそう思えたので、教室に通うのを止めることにした。





★サッチー
と言っても、某野球監督夫人ではない。
日本では船にぶつけられてもニコニコ笑顔。
しかし、世界の常識は違う。やられたら2倍返しである。
世界一平和であろう豊かでありながら、みすぼらしくなっていく日本人には、なかなか理解が難しい。





★サン・フランシスコ
3Sという言葉があった。
サン・フランシスコ
シンガポール
シドニー

逆の3Sもあった。
上海 は確実に入っていたが、残り2つが思い出せない。サイゴンやサンパウロではなかった気がする。サンディエゴとサン・サルバドール?いや、違うような。





★左遷
今の地理感覚なら、長安から見れば玉門関は左になる。つまり、西の砂漠に追いやられることだろう。
しかし、立つ位置は左側の方が重い。
右大臣より左大臣、今の日本も右より左だ。

右腕とは言うが、左腕とは言わない。なぜなら、左腕はすでに補佐役ではないからである。