ぶんくわぁのひとなむひとのいふ
ぶんくわぁなるをきけばはうちゃうなるやとおもふにさにあらず さればおえどあたりのねんだいにこそあらめ
あきのふかければやうやうたなびきたるやまぎはのくものむらさきだちたるにそこはかとなくおもむきあはれをむねにかんじいるはこじんもいふなり
さあれどけふはいふべきにもあらぬことありてさあるこころなるもなし
かんがへるにあはれをかしをしるはいつすんばかりのよゆうあらばこそとなむおもふ
こぞのあきはなにをしたるやまたあくるとしのあきはいかなるべしなどおもひをはせるはかたし
さればいへにかへりてふろなどつかりてはふはふいぬるがよろしとぞおもふ