勘違いしやすい【常識】 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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なんか操作を誤ったかな。

記事が消えてしまいました。

もう一度書く気力がないし、歩きながらはいささか危ないので、簡単にまとめます。



勘違い その1

ベクレルの値が高いほど危険だ。


→いいえ。ベクレルの値と生物への影響は比例しません。

昨日書いた『ステルス戦闘機とベクレル』を見てください。
例え話にまとめています。




勘違い その2

水素が大量に爆発すると、水素爆弾になる。


→いいえ。たとえ東京ドーム1万個分の水素が爆発したとしても、水素爆弾(日本では水爆と呼ばれている原子爆弾の仲間)にはなりません。

原子爆弾は、水素が燃えて光や熱を出すのとは、全く異なります。





勘違い その3

平等な社会こそ理想の国

→これはなんと言ったらよいのやら。

まず、平等とは何かを考えなくてはならないでしょう。
百人いれば、百人の平等というものへの考え方があるでしょう。

つまり、意味のないことかも知れません。


これは、正義というものの捉え方に似ています。
彼の正義は、彼女の悪だったりします。

なお、少なくとも私の経験では、平等そうな名前のお国ほど賄賂天国であったり、貧富の差が激しいと感じます。

海外にある程度滞在された方ならお分かりでしょうが、日本ほど貧富の差が少ない国はほとんどないと感じます。

その代表的なものが給料でしょう。
日本の会社ですと、仮に見た目だけにせよ、社長の給料が新入社員の10倍以上の会社は少なかったでしょう。ましてや、100倍、1000倍以上というところは、ほんのわずかなはずです。

一方、中国や東南アジアに住んでいた方ならお分かりですよね。
かたや年収10万。
かたや年収計算不能。
10億や20億などというのでは、金持ちの仲間にもなれません。

まだ独身だった頃、私より若い華僑の方が詐欺に近いものにあいました。

会社を閉めた後のお別れの飲み会で彼は「あーあ、3億ぐらいやられちまったぁ」とぼやく程度でした。

そんな彼でも、『貧しい』のだそうだ。



まあ、そんなこんなで、


ああ、また話がまとまらず。



たぶん、日本にはべらぼうな金持ちはいないでしょうね。


仮に一時期金持ちになっても、長くは続かない仕組みができています。


そんな意味では、日本は一番なんとか主義に近いのかも知れません。


一方、自らなんとか主義とおっしゃる国には王様以上の存在があったり、世襲に近かったり、貧富の差が1億倍あったり、あるいは賄賂天国であったり……。



なんともはや、……。