お盆をはさんで約1週間、タバコをほとんど吸わなかった。これはゆゆしき事態だった。高率納税に寄与すべきニコチン中毒者として恥べきことである。なぜ、あの時期吸いたいと感じなかったのか、不思議でならない。
現在は、ちゃんと国民の義務として、また健康をおもんばかって、しっかりと高率納税を行っている。
ところで、明後日からおかしな決まりが施行される。
ニコチン中毒者をさらに隅へ追いやる、新しいライターのことだ。なんでも、子どもの火遊びを防止するためらしい。
実に笑わせてくれる。大人の火遊びを蔓延させるテレビ、新聞、雑誌、マンガを流しておきながら、実に変わった発想だ。だいたい、学校の理科の実験でさえ子どもにマッチ(いや、今はライターかな?)を使わせないこともあるらしい。小学校に入る前から風呂沸かしに毎日マッチを使い、小学校のストーブ当番の時には、石炭に火を移すことまでしていた私たち世代の多くは、唖然とさせられる話である。
さて、その新しい規制によるライターだが、確かにこれは、小さい子どもには着火が難しい。
が!
年老いた者には、もっと難しい。
つまり、新しい規制に従ったライターは、子どもではなく、老人、あるいはなんらかのハンディキャップをお持ちの方には、大変着火が難しい。
ジジイ、ババアはタバコを吸うな!とさえ受け取れる。
大きなことは知らぬ存ぜぬでアホが目立つにもかかわらず、自転車だの、ゴミだのライターだのといった、細かいことには目が行く市民団体政党の考えることらしい。
そう、思った。
これらは比較的身近な話題であるから、多くの方が感じられていることやも知れない。
が、まだまだありますぞい。
直接は日常生活に関係ないが、どうしようもない???を10個くらいつけたい決まりの山が。
本当は大変身近なものだが、ほとんどの方には直接の関係はないので、全くと言ってよいほど話題にはなりませんがね。
多分、いろんなところで、細かい?マークの決まりができているんだろうなあ。
今更ながらに思います。
なんかおかしいぜ、今の日本。
ある見方をすれば、スケジュール通りの道を歩んでいるのだろうなあ。
さて、タバコが禁制品になる前に、しっかりニコチンを身体に供給しておこう。
最後に、もう一度言います。
新規制ライターは、ジジババ虐めです。
もし、簡単に着火するライターが子どものためと本気で思うなら、一部で高級とか言われるジッ○に代表されるライターの類いも、規制対象にすべきでしょう。
しかし、それはしない。
なぜ?
言えないよね。
言っちゃあいけないよね。
子どもの火遊び防止が目的?
聞いて呆れます。
子どもにも簡単に火を付けられる、ダイアモンドのちりばめられたピアジ○のライターをお持ちの方。
あなたのライターは、規制に反しますから没収です!
なーんて、間違ってもしないわな。
だから、思惑(老人虐めだけではないぞ!)が見え見えなのですなあ。
いい悪いは置いておいても。