
とはいえ、そのケルト人も2500年くらい前に現在のイギリス、グレートブリテン島に移住してきたのではあるが。
その後紀元5世紀前後に、アングロ・サクソン人の侵入があり、ケルト人は追いやられ現在に至っている。
この時代は、世界的に移民が多かったようだ。
日本列島にも、主に朝鮮半島からの大量の移民があり、東北以北を除く全国に広がり住んでいる。
日本の歴史の空白域が、卑弥呼から雄略付近のこのあたりにある。
日本の歴史の基礎部分であるにも拘らず、ほとんど手がかりのない部分なのだ。
空白域といえば、よく話題になるのが、地震の空白域だ。
空白域=近々地震が起こる所かといえば、そうでもない。
ただし、比較的地震が起きやすい地域、帯状に連なる地震の巣の空白域は、やや注意が必要ではある。
例えば、ここは大きな地震になる可能性は低いと思われるが、房総半島犬吠崎の西及び西北、西多摩郡・丹沢付近は、最近の地震の空白域だ。
また、三陸から北茨城では常時地震が起きてはいるものの、相馬沖から仙台、石巻をへて金華山付近の海岸沿いも、ある意味空白域である。
ただ、もともとこれらの地域を震源とする地震自体が、あまりないのかも知れない。
関東近辺では、伊豆半島東側と、東海遠州灘の一部にもやや目立つ空白域があるが、これがどんな意味を持つのかは分からない。
2、3日前に、北海道東部、根釧・十勝あたりにストレスが溜まっているようだと言ったのは、このあたりは帯状の地震の巣があり、空白域が目立ったからだ。
今朝方、十勝で震度4程度の地震があったが、これもそのストレス解消だろう。ただ、素人目には、まだ十分にはストレスが解消されていない。
いずれにしても、今朝くらいで何度かストレス解消してくれていた方がよい。
蓄めすぎると、ロンドンの暴動どころの話ではなくなるからだ。