
私は食べてない派
ウナギという魚には、ウロコがない。
現在の日本では食べ物に対するタブーは皆無と言ってよいが、宗教によっては厳しい制限がある。
例えばこのウナギなどウロコのない魚は、ユダヤ教では食べることを禁じられている。
また、カエルなどもウロコがなく、陸棲であり、かつ水棲の魚という表現をする。
さて、今回は、そんな“魚”の記述のある予言から見ていこう。
これらもすべて、現在のとある国に当てはめてしまうこともできるだろう。
ノストラダムスの予言とは、かようにいい加減なものなのである。
★参考文献
ノストラダムス予言集
高田勇・伊藤進編訳
岩波書店 1999
1-29
陸棲にして、かつ水棲の魚が
大波で砂浜に打ち上げられ、
その奇怪な、油ぎった、おぞましい姿を現す時に、
海を渡って奴等がやって来る。ほら、もうそこの堤防までやって来た。
1-39
裏でなにやらこそこそやって、ついにトップの座についた者がいる。本来なら寝首を刈かれてもおかしくない奴なのに、なぜか。
非常に永くその地位に執着している、異国の民よ。
帝国は3人の連中にかすめ取られ、牛耳られて、倦み疲れはててしまったからだ。
国民を亡きものにするのだろうか。全く省みられない過去の歴史・哲学の書が山積みだ。
1-43
この国に先の変化が起こる前に、
全く驚くしかないようなことが起こる。
大地が揺れ動き、頑丈な石の柱さえ、
ゴツゴツした山の上までかけのぼっていき、そこに置かれたままになるだろう。