『信長と家光』その8 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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秀吉の最期は分かっておるな。



うん。
朝鮮出兵なんかをはじめて、とにかくやることがめちゃくちゃ。



うん。
梅毒スピロヘータが、脳を侵したとかも言われているがな。
ありゃ、ちいと話が違う。
今風にいえば心の病よ。
信長の影に怯えたんだな。
秀吉もバカじゃない。本能寺はどうみても眉唾物。
だいたい、本能寺で信長の遺体を見つけられなかったばかりか、変の前にも信長を見たという者が見つからなかった。
さらに、変に加わった兵士も、誰ひとり信長の姿を見ておらん。
だから後世に、部屋に入り人生五十年……を舞ったなどという話も作られるようになるのさ。

光秀との不仲話や、信長直情怪奇人物像のようにな。

ところで、お前は歴史とはどんなものだと考えておる?
歴史を学ぶとは、どういうことだと思っいる?



そりゃ、昔あったことを覚えることでしょよ。





あーあ、お前のその答えには、途方もなく大きな間違いが2つある。





えーっ。

昔あったことを覚えるっていう中に、大きな間違いが2つ?!



じっちゃん、なんで?
どこが間違ってんのさ。
それも、2つだって?!






つづく。






いささか忙しくなってます。電車の中では、筋を考えるよりは、立ちながらでも眠りたい。
今夜の更新できるかなあ。
当たり前ですが、マイペースでいきますか。