素人が、熱ある頭でふらり思いついたことですから、専門家の方々が見ると、豆腐で高層ビルを建てるような話なのかも知れません。
万が一、専門家の方でこの記事をご覧になった方がいらっしゃいましたなら、是非ともご意見をいただきたいところです。
①廃材一時保管について
今回の事故を教訓に、廃材は高い階のプール保管を禁止する。
さらに、廃材保管場所を発電所以外の地域に設け、十分なる厚みあるコンクリート製の地下貯蔵庫に保管する。
廃材上端から最低でも5メートルの高さをもつ保管倉庫とする。
②廃材永久保管について
廃材の熱が取れてきたなら、ホウ素、炭素、ゼオライトなどとともに細分化、ペレット化し、地下数キロメートルのコンクリートならびに鉛製倉庫型穴に埋める。
③原発用堤防について
現在すでに建設されている原発には、敷地全体を覆う高さ20メートル以上の堤防を設ける。
④一次冷却水システム保護について
一次系冷却システムに欠かせない電力モーター、あるいはピンチヒッター的なディーゼルモーターには、十分頑丈な防護施設を建設し、それらが直接津波などによるダメージで簡単に破壊されないようにする。
⑤反応制御システムについて
反応停止システムを、現在の下部からの制御棒持ち上げ方式ではなく、万が一を考えて、上部からの落とし込み方式とする。
⑥一次冷却水循環システムについて
一次冷却水循環システムにおいて、電気モーターならびにディーゼルモーターが働かない場合の、気圧差強制システム自体、及びパイプ、バルブなどを複数設置する。
⑦緊急圧力逃しについて
これはあまりよくないかも知れないが、反応炉あるいは格納庫内圧力が、耐圧限度の何割かになった場合の自動、あるいは電気に頼らないマニュアルでのベントシステムの構築。
と、同時に、水が一気に気化するから、空焚き状態を防止するための複数強制注水システムの構築。
⑧水素逃し穴の設置
最悪の事態を考えて、倉庫天井部に手動式開閉穴の設置。
⑨ホウ素や予備真水保管の義務化
原発施設近隣の災害にあう確率の低い場所に、一定量のホウ素、ゼオライト、真水などの保管を義務づける。