ここでは、今も水道、ガスがストップ。
さらに追い討ちをかけるような停電。
普通なら、そうした地域は停電地域から除外するのじゃないの。
ここに掲載するものは、まだよい方らしい。
あと少し海沿いでは、家に電柱が寄りかかったり、あるいは侵入禁止にもなっている。

断層のような地割れ。
埋め立て地の宿命である。

塀が10メートルほど倒れた建物。
また、あまり目立たないが、液状化した細かい泥が風に舞って、あたりの景色が薄ぼやけたりしている。

見てわかる通り、排水溝がその役目を果たしていない。
が、まだこの程度はよい方なのだ。
理由は分からないが、かなり高い土地。
ローンを抱えた、持ち家の方々の悲しみが見える。
テレビでは、こうした都心近くの高級分譲地とか、ウォーターフロントとか呼ばれる地域の被害を報道することを見ていない。
なんらかの意図が働いているのか、偶然私がそうした放映に出くわさないかのどちらかだろう。